
こんにちは。Kenです。
今回は『ブランディングスキル』について書いていきます。
最近はよく「ブランディング」という言葉を耳にするようになりました。
結論から言うと、ブランディングが無いと、どんなにいい商品やサービスを持っていたとしても売れません。
- 商品やサービスがなかなか売れない
- 他社との差別化が出来ない
- 価格競争に巻き込まれがちである
- 広告宣伝費や販促費のコストが高い、またはコスパが悪い
- 利益率が低い
例えば、1,000円で売っているTシャツもあれば、50,000円で売っているTシャツもあります。

この49,000円の差とは、一体何なんでしょうか?
これはブランディングの違いによるものです。
この違いの生み出し方について解説していきます。
- ブランディングについて説明出来るようになる
- なぜブランディングが必要なのか
- 商品の適正価格のフレームワーク
- 商品を相場以上で売る仕組み
- 付加価値を見出す方法
そもそもブランディングとは?


『ブランディング』ってよく聞くけど、実際にどういう意味か答えられますか?
なんかモヤモヤして、よく分からないと思います。
まずは、下のイラストを使って説明します。

- マーケティング…特定の人に対して「好き」と伝えること
- 広告(Advertising)…不特定の人に対して「好き」と伝えること
- PR…自分が「好き」と伝えるのではなく、第三者が「あなたのことが好きみたいよ」と伝えること
- ブランディング…相手から「あなたのことが好き」と言ってもらえること
ブランディングがあれば、相手から「あなたのことが好き」と言ってもらえるので、こちらから「好きです」と言わなくていいのです。
つまり、莫大な費用となる広告宣伝費(マーケティング、広告、PR)を費やすことなく、自社を選んでもらえるということです。
ブランディングが無いとどうなるか?

では、ブランディングが無いと一体どうなるのでしょうか?
結論は「負のスパイラルにはまり、事業が続かない」ということに陥ります。
下の図で説明します。

例えば、同じ産地の水だとしましょう。
ブランディングがなければ、全て同じ商品です。
A社は100円、B社は150円

あなたならどちらを買いますか?
何も区別する基準がなければ、価格の安いAを選ぶと思います。

B社が90円になれば、こちらを買うでしょう。

このような価格競争となり、これ以上は赤字になるというところで次の一手を考えます。

これ以上は安く売れないところまで来ると、次に起きるのはサービス競争です。
例えば、送料無料にするとか、タンブラーをおまけとしてプレゼントするなどです。

そうなると商品以外の部分でコストがかさんでいくので、利益が低下します。
利益が低下すると、広告宣伝費などPRを削減することになり、世の中の認知度やシェアが低下します。
シェアが低下すると、売り上げが下がり、このような底なし沼にはまってしまいます。

これが負のスパイラルということです。
負のスパイラルに陥らないためにも、ブランディングが必要だということが分かりましたね。
コメント